飛行機内で虫歯が痛くなる原因と対処法とは?
投稿日:2024年9月3日
カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ
飛行機内で虫歯が痛くなる原因と対処法について
下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。
仕事や旅行などで飛行機に乗った際は、それまで何も感じなかった歯が痛みだすことがあります。特に虫歯治療中の歯は様々な要因によって痛み出す可能性が高いため、頻繁に飛行機に乗られる場合は注意が必要です。
今回のブログでは、飛行機に乗った際に虫歯が痛む出す原因と痛み出した際の対処法についてお話したいと思います。
飛行機内で虫歯が痛くなる原因
急激な気圧の変化
飛行機に乗った際に歯が痛み出すのは気圧の変化が関係しています。飛行機の高度が上昇すると、気圧が急激に低下するため、歯をはじめ、耳や頭が痛み出すなどの症状が現れることがあります。飛行機が平行に飛ぶ際の機内は約0.8気圧に設定されており、これは標高2,000mの環境と同じです。虫歯治療中の場合は、急激な気圧の変化によって歯の内部に詰めてある薬剤が溶け出したり、歯髄部分の空洞内の空気が膨張することで痛みや違和感を感じやすくなります。
歯根部分の治療をしている
歯根部分の治療をしている場合は、歯の内部に空気が入っていることがあります。飛行機に乗って気圧が低下すると、歯の内部の空気が膨張して神経が刺激されることによって痛みを感じることがあります。
不安やストレスなど
普段から飛行機に乗る機会が少ない場合は、事故やトラブルなどを不安に感じ、その不安やストレスによって虫歯が痛み出すことがあります。また、過去に飛行機内で歯が痛くなった経験がある場合は、「また同じように歯が痛くなるかも・・・」という不安により、歯に痛みや違和感を感じる可能性があります。
飛行機内で歯が痛み出した際の対処法
痛み止めのお薬を飲む
虫歯治療中の際は歯が痛くなる可能性が高いため、できるだけ飛行機での移動は控えましょう。仕事などでやむを得ず飛行機で移動する際は、痛み止めのお薬を服用することによって症状を緩和することができます。移動距離が長い場合は、飛行機搭乗前にお薬を服用しておくと安心です。
飛行中に睡眠を取る
睡眠中は痛みを感じません。虫歯がある方や虫歯治療中の場合は目的地に到着するまでの間に睡眠を取ることによって痛みを感じる時間を短くできます。
下北沢で虫歯治療・根管治療なら、下北沢歯科医院までお気軽にご相談ください。
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