虫歯・歯周病の悪化

起床時に歯や顎が痛みを感じる場合は、虫歯や歯周病が悪化している可能性があります。虫歯や歯周病は進行することによって、痛みなどの症状が強くなるだけでなく、放置することによって抜歯リスクも高くなってしまうため、できるだけ早めに検査を受け、必要に応じて治療を受けましょう。

睡眠中の歯ぎしり・食いしばり

睡眠中にする歯ぎしりや食いしばりは、通常の噛む力よりもはるかに強い力が歯や歯茎、顎骨にかかります。歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、起床時に歯や顎に痛みや違和感を感じることがあります。慢性的な歯ぎしりや食いしばりは、歯が擦り減ったり、つめ物・かぶせ物が破損したりするリスクがあるため、注意が必要です。

副鼻腔感染症

起床時に歯が痛みを感じる場合は、副鼻腔感染症の可能性も考えられます。上顎の上にある上顎洞（副鼻腔）に炎症が生じた場合は位置が近くにある上顎の奥歯が痛みを感じたり、膿の蓄積によって神経が圧迫されることによって痛みや違和感を伴います。

就寝時の体勢が悪い

就寝時にうつぶせの状態や固い部分に歯や顎を押し付けた状態の場合は、目が覚めた際に痛みや違和感を感じることがあります。