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インプラントの歯が欠ける原因とは?

投稿日:2024年3月22日

カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ

インプラントの歯が欠ける原因について

インプラントの歯が欠ける原因

下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。

インプラントは天然歯に近い感覚で食事や会話ができるなど、様々なメリットがあります。また、ブリッジや入れ歯に比べて長期的にご使用いただけることも魅力です。しかし、私たちの口腔内環境は日々変化しているため、ケアやメンテナンスを怠ってしまうと、インプラント周囲炎になったり、インプラトの歯が欠けたりすることもあります。

せっかく入れたインプラントの歯が欠けたらどうしよう・・・と不安に思う方もいると思いますが、多くのケースは上部の歯を再製作することで問題なくお使いいただけます。しかし、インプラントの歯が欠けた根本的な原因を改善しないことには再発する可能性が高くなります。

今回のブログでは、インプラントの歯が欠ける主な原因についてお話ししたいと思います。

インプラントの構造と人工歯の素材の重要性

インプラントの構造

インプラントは顎骨に埋め込むインプラント体(人工歯根)、上部構造(人工歯)、アバットメント(人工歯根と人工歯の連結部分)の3つで構成されており、インプラントの歯が欠けるというのは上部構造(人工歯)が破損することを指します。

上部構造(人工歯)の平均寿命は約10年程度と言われていますが、毎日のケアや食生活、噛み合わせなどの影響によって寿命は変動します。

インプラントの寿命を延ばすためには、噛み合わせや治療部位などを考慮し、上部構造の素材を選択することが大切です。

インプラントの歯が欠ける主な原因

噛み合わせが合っていない

インプラント治療の際には、上部構造(人工歯)へ大きな負担がかからないよう、噛み合わせをしっかりと調整します。しかし、口腔内の環境は日々変化するため、最初は適切だった噛み合わせが少しずつ変化し、上部構造(人工歯)へ強い力がかかることによって欠けたり、割れたりすることがあります。

連結部分の緩み・メンテナンス不足

長期的にインプラントを使用すると、人工歯根と人工歯をつなぐアバットメント(連結部分)が緩み、歯がグラグラと動きだすことがあります。歯が動揺するようになると、噛み合わせが変化するため、上部構造(人工歯)に大きな力がかかって破損する可能性が高くなります。

歯ぎしり・食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは無意識下の就寝時に生じるため、普段の噛む力よりもはるかに大きな力が歯や歯周組織にかかります。そのため、歯ぎしりや食いしばりの癖がある方はインプラントの上部構造(人工歯)が破損するリスクが高くなります。

歯を失うと噛む力が弱くなり、咀嚼による脳への刺激が低下してしまうため、将来的な認知症リスクが高くなってしまいます。特に歯を多く失っている方は注意が必要です。

硬すぎるものを噛む

インプラントは天然歯のように柔らかいものから硬いものまでしっかりと噛むことができますが、硬すぎるものを噛むと、それだけ負担が大きくなります。そのため、瓶の蓋を歯で開けようとしたり、氷などのような硬いものを頻繁に噛んだりすると、インプラントの歯が欠けたり、割れたりすることがあります。

インプラントは天然歯のようにしっかり噛めることが魅力ですが、上記のように噛み合わせが合っていなかったり、メンテナンスを怠ったりすると、上部構造(人工歯)が破損する可能性があります。インプラントを長期的に使用するためにも日々のケアをしっかり行い、定期的にメンテナンスを受けましょう。

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