歯の黄ばみ・着色の原因とは?
投稿日:2024年11月14日
カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ
歯の黄ばみ・着色の原因について
下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。
近年では、男女共に美意識が高まっていることで歯の黄ばみや着色を気にされ、ホワイトニングやクリーニングを希望される方が増加しています。歯の黄ばみや着色は、老けた印象や不健康な印象を与えてしまうため、注意が必要です。
そもそもなぜ歯が黄ばんだり、着色したりするのでしょうか?そこで今回のブログでは歯が黄ばんだり、着色したりする原因についてお話したいと思います。
歯の黄ばみや着色の主な原因は下記のようなものが挙げられます。
加齢
年齢を重ねるとともに歯のエナメル質は薄くなり、乳白色の象牙質は少しずつ黄色みが強くなっていきます。エナメル質はすりガラスの様な性状なため、加齢によって薄くなることにより、象牙質の色味が強く現れ、歯が黄ばんだように見えてしまいます。
日々の食事
赤ワイン、コーヒー、緑茶、カレー、チョコレートなどの飲食物に含まれるポリフェノールは、唾液のタンパク質と結合することによって、着色汚れ(ステイン)になります。また、合成着色料が多く使われているような色素の濃い飲食物を頻繁に摂取されている場合は、歯が黄ばんだり、着色したりしやすくなります。
不十分な歯磨き・口腔ケア
日々の歯磨き・口腔ケアがきちんと行われていないと、磨き残しが多くなります。磨き残しによって歯垢や歯石が蓄積すると、歯が黄ばんだように見えることがあります。歯垢や歯石は歯の見た目だけでなく、虫歯や歯周病、口臭の原因にもなるため、注意が必要です。
喫煙
喫煙習慣のある方はタバコのヤニが歯に付着することによって歯が黄ばんだり、着色したりします。また、タバコに含まれる多くの有害物質は口腔内環境、全身の健康面にも悪影響を及ぼすため、禁煙、減煙をおすすめします。
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