保存不可能な歯を抜歯即時インプラントで治療した症例
保存不可能な歯を抜歯即時インプラントで治療した症例
他院にて残すことができないと診断された歯にインプラント治療を行いたいとの事で来院された患者さまです。患者さまと相談し、抜歯即時インプラントで治療することになりました。
まず歯を抜いたところ、骨の横が感染により吸収されて大きく穴が空いてしまっていました。抜歯窩にインプラントを埋入し、骨を作る処置(骨造成)を行いました。
横の穴が空いてしまっている部位までしっかりと骨を作るため、歯茎を剥離しメンブレン膜でその部分まで覆っていきました。その後、特殊な縫い方で傷口を閉鎖しました。
4ヵ月待ち、インプラントが骨と結合しているのを確認し、上部の歯を作成しました。結果、歯肉もほとんど退縮する事なく綺麗に歯を作る事ができました。
年齢・性別 | 30代 女性 |
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治療期間 | 4ヵ月 |
治療回数 | 6回 |
治療費(税込) | CT検査 0円 骨造成 99,000円 インプラント治療 (上部ジルコニア含め)407,000円 |
想定されるリスク | ・経年的に歯茎が下がる事があります ・定期的にメンテナンスを行わず清掃不良の場合、インプラント周囲炎になり脱離する事があります ・骨としっかり結合せず、再オペが必要になる事があります ・糖尿病など、全身状態によっては治療が難しくなります ・骨の量によっては行う事が出来ない可能性があります |