破折歯を抜歯してインプラントで治療した症例

こちらの患者さまは、左下一番奥の歯に痛みがあるとのことで来院されました。

もともと入っていた銀歯が古くなっており、除去したところ歯根に破折線が確認できたため、保存不可能と判断しました。患者さまと相談し、破折した歯を抜歯後にインプラントで治療する計画を立てました。

歯根が破折した歯を抜歯し、インプラントを埋入しました。インプラントの持ちをより良くするために骨造成も同時に行っています。

本来であればもう一本奥にもインプラントを入れた方が奥までバランスよく噛むことができますが、金銭的に難しいとのことで患者さまと相談し、短縮歯列にて完成させました。

術後は今まで通り奥までしっかりと噛むことができ、大変満足していただいております。

年齢・性別	40代男性
治療期間	約5ヵ月
治療回数	7回
治療費(税込)	抜歯　5,500円インプラント治療（上部ジルコニア含め）　407,000円骨造成　165,000円
想定されるリスク	・経年的に歯茎が下がる事があります・定期的にメンテナンスを行わず清掃不良の場合、インプラント周囲炎になり脱離する事があります・骨としっかり結合せず、再オペが必要になる事があります・糖尿病など、全身状態によっては治療が難しくなります・骨の量によっては行う事が出来ない可能性があります