インプラントの寿命が縮まる原因とは?
投稿日:2024年8月16日
カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ
インプラントの寿命が縮まる原因について
下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。
インプラントの平均寿命は約10~15年と言われており、ブリッジや入れ歯に比べて長持ちしやすい治療法となっています。しかし、様々な要因によって寿命が縮んでしまう可能性があるため、注意が必要です。
今回のブログでは、インプラントの寿命が縮まる原因についてお話したいと思います。
インプラントの寿命を縮める主な原因は下記のようなことが挙げられます。
インプラント周囲炎
インプラント周囲炎はインプラント治療後に特に注意が必要なトラブルです。日々のケアがきちんと行わずに口腔内が不衛生になったり、手術時の衛生面に問題がある場合はインプラント周辺に細菌感染が生じます。症状が進行して炎症が悪化すると、歯茎や顎骨が溶かされるため、最終的にはインプラントが抜け落ちてしまいます。
インプラントの品質が低い
現在は多くのメーカーがインプラント体を開発・製造しており、費用や品質などもメーカーによって様々です。その中でも格安のインプラントなどは使用している材料が粗悪なものもあるため、インプラントの寿命が短くなる可能性が高いといえます。
ケア・メンテナンス不足
日々のケアやメンテナンスがきちんと行われていないと、口腔内に汚れが蓄積して虫歯や歯周病になりやすくなります。虫歯や歯周病になると、口腔内の細菌数が増加してインプラント周囲炎症のリスクも高くなるため、寿命が短くなる可能性があります。
歯ぎしり・食いしばり
歯ぎしりや食いしばりは、通常の噛む力よりもはるかに大きな力がインプラントや歯周組織にかかります。継続的に過剰な負担がインプラントや歯周組織にかかると、インプラントの破損や緩みをはじめ、歯茎が下がることによってインプラント周囲炎のリスクが高くなるため、寿命が縮まる原因となります。
喫煙
タバコを吸われる方は、血流の低下などによって免疫力が低下したり、傷口の治りが遅くなったりします。傷口の治りが遅くなると、骨とインプラントの結合率が低下するため、手術自体が失敗する可能性があります。また、免疫力が低下すると、インプラント周囲炎を引き起こす可能性が高くなるため、結果的にインプラントの寿命を縮める要因となります。
下北沢でインプラント治療なら、下北沢歯科医院までお気軽にご相談ください。
■ 他の記事を読む■