虫歯を放置することによるリスクとは?
投稿日:2024年12月16日
カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ
虫歯を放置することによるリスクについて
下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。
冷たいものや甘いものがしみたり、歯磨きの際に痛みを感じたりする場合は虫歯になっている可能性があります。虫歯を放置すると、症状が悪化し、歯の痛みだけでなく様々な問題を引き起こすリスクがありますので、歯やお口の違和感や痛みを感じた場合は、できるだけ早く歯科医院で検査を受けることをおすすめします。
今回のブログでは、虫歯を放置することによって生じるリスクについてお話したいと思います。虫歯の放置によって起こりうるリスクについては、下記のようなものが挙げられます。
痛みが強くなる
虫歯を放置すると、さらに症状が進行して歯の神経にまで感染が拡がります。虫歯が歯の神経にまで進行して炎症が起こると、何もしない状態でズキズキと強い痛みを感じるようになります。症状を改善するためには、虫歯菌に感染した神経や血管などを除去し、歯の内部を洗浄・殺菌する根管治療が必要となります。
歯を失う可能性が高くなる
治療せずに虫歯を放置していると、虫歯が重症化するため、将来的に歯を失う可能性が高くなります。歯を早期に失うと、見た目だけの問題だけでなく、歯並びや咬み合わせが乱れをはじめ、咀嚼効率の低下によって、消化器官への負担が大きくなります。
骨髄炎を引き起こす可能性がある
虫歯を長期間放置していると、顎骨にまで感染が拡がって骨髄炎を引き起こす可能性があります。骨髄炎になると、強い痛みや患部の腫れをはじめ、重篤な全身症状を伴う場合があります。さらに治療期間も長くなるため、注意が必要です。
敗血症を引き起こす可能性がある
虫歯を放置することによって最も深刻な症状は「敗血症」です。口腔内の細菌が血中に侵入して全身を巡ることにより、全身の様々な組織に問題が生じ、多臓器不全を引き起こす可能性があります。命に関わる状態になり、緊急の治療が必要となります。
上記のように虫歯を放置すると、歯を失うだけでなく、全身の健康や命に関わる症状を引き起こす可能性があります。少しでも歯に痛みを感じたり、しみたりした場合はできるだけ早めに歯科医院にて検査・治療を受けましょう・
下北沢で虫歯治療なら、下北沢歯科医院までお気軽にご相談ください。
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