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矯正治療後に歯が後戻りする原因とは?

投稿日:2024年6月27日

カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ

矯正治療後に歯が後戻りする原因について

矯正治療後歯が後戻りする原因

下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。

矯正治療で歯並びを改善した後は歯の後戻りに注意しなければなりません。矯正治療では、装置によって歯に継続的に力をかけることによって、歯槽骨の破壊と再生を繰り返しながら少しずつ歯を理想の位置へと動かしていきます。

矯正治療が終了した後は動かした歯が元の位置へ戻ろうとするため、綺麗な歯並び・咬み合わせを定着させるためにはリテーナーと呼ばれる装置を装着し、歯や歯周組織を安定させるための保定処置が必要となります。

ですが、保定処置を行ったからといって必ずしも歯が後戻りしないというわけではありません。実際、矯正治療後に保定処置を行ったにも関わらず、歯並びが再び悪くなったというケースも少なくありません。

矯正治療後に綺麗な歯並びを保っていただくためには、歯並びが後戻りする原因を知り、気をつけることが重要です。そこで今回のブログでは、矯正治療後に歯が後戻りする原因についてお話ししたいと思います。

矯正治療後に歯が後戻りする主な原因については下記の通りです。

保定処置がきちんと行われていない

上記の通り、矯正治療で歯並びを改善した後はリテーナーという装置を使用して保定処置を行い、動かした歯や歯周組織を安定させなければなりません。リテーナーは取り外しができるものとできないものがありますが、取り外しができるリテーナーについては1日20時間以上の装着が必要となります。(歯や歯周組織の状態によって少しずつリテーナーの装着時間は減っていきます。)

しかし、保定処置の期間が適切でなかったり、リテーナーの1日の装着時間が守られていないと、歯が後戻りをして再び歯並びが悪化する可能性が高くなります。

歯並びを悪くする習慣・癖が改善されていない

食いしばり・歯ぎしり・口呼吸・舌で歯を押す・頬杖をつく・爪を噛む・悪い姿勢などの習慣や癖は歯並びを悪くする要因となります。矯正治療で歯並びをきれいにしても、歯並びや咬み合わせを悪くする習慣や癖が改善されていなければ、矯正治療後に少しずつ歯並びが後戻りする可能性が高くなります。

矯正治療後に親知らずが生えてきた

親知らずは永久歯の中で最後に生えるため、顎骨に十分なスペースがない場合は斜め向きや横向きに生えてくることも少なくありません。斜めや横向きに生えた親知らずは成長する過程で前方の歯を押すようになるため、矯正治療後に親知らずが生えてきた場合は再び歯並びや咬み合わせが悪くなる可能性があります。

部分矯正

部分矯正は数本の歯並びを改善する矯正治療です。歯を全体的に動かすわけではないので、治療期間などは短くなりますが、全体的なバランスを考慮せず見える部分だけを綺麗にするというような杜撰な治療計画だと矯正治療後に歯並びが後戻りしやすくなります。

矯正治療が不十分だった

矯正治療は一般的な歯科治療に比べて長期的な期間が必要となるため、歯並びがある程度綺麗になると、自己判断で治療を中断される方も少なくありません。しかし、全体的な咬み合わせなどが改善・調整されていない状態で治療を中断してしまうと、少しずつ歯が後戻りして再び歯並びや咬み合わせが悪化してしまいます。

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