締め付け感

マウスピース矯正は段階毎に新しいマウスピースへ交換しながら、少しずつ歯を移動させます。装着するマウスピースは現状の歯並びではなく、理想的な歯並びに歯を動かすように少しずらした状態で製作されています。そのため、矯正治療の開始時や新しいマウスピースに交換した際は締め付け感を感じる場合があります。また、個人によっては治療時に痛みを感じる場合もあります。

咬み合わせの違和感

マウスピース型の矯正装置（インビザライン）の薄さは0.5mmと非常に薄く、歯にピッタリとフィットするように製作されています。上顎と下顎に装着した場合でもわずか1mmですが、慣れるまでの間は咬み合わせを高く感じたり、違和感を感じたりすることがあります。

喋りづらさ

マウスピース矯正は上顎と下顎全体の歯を覆うため、患者さまによっては矯正治療開始時などに発音のしにくさ、喋りづらさを感じることがあります。

歯の移動の影響

矯正治療の際は継続的に歯に力を加えることによって、少しずつ歯を動かしていきます。前途のように矯正治療で使用するマウスピースは、現在の歯並びではなく、段階的に理想の歯並びへ近づけていくように少しずつずらして製作されているため、圧迫感などの違和感が生じてしまいます。

マウスピースの接触

マウスピースの装着時にマウスピースの縁が歯茎や口腔内の粘膜に接触することによって、違和感が生じる場合があります。

お口の中に異物がある

矯正治療ではワイヤーやマウスピースなど、本来お口の中にないものが長時間お口の中に存在することになります。矯正装置を本能的に脳が異物と判断することにより、違和感・異物感を感じてしまいます。人によっては嘔吐反射（吐き気）が起こり、「オエっ」となる可能性もあります。

計画通りに歯が移動していない・正しく装着できていない

マウスピース型の矯正装置は最終的な理想の歯並びを考慮してコンピューターで設計・製作します。そのため、正しくマウスピースが装着されていなかったり、一つのマウスピースで予定通りの位置にきちんと歯が移動できていない場合は必要以上に力がかかるため、違和感が生じてしまいます。