歯周病を予防するための対策とは?
投稿日:2024年10月8日
カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ
歯周病を予防するための対策について
下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。
歯周病は成人の約8割が罹患していると言われるほど身近な病気です。歯周病は自覚症状がほとんどなく進行するため、本人も気づかない内に重症化して、最終的には歯を失います。
さらに歯周病はお口の中だけの問題ではなく、様々な全身疾患とも深く関係しているため、注意が必要です。
今回のブログでは、歯周病を予防するための対策についてお話したいと思います。歯周病リスクを軽減するためには下記のことを意識しましょう。
毎日のセルフケアをきちんと行う
歯周病・虫歯予防の基本は日々のセルフケアです。口腔内に汚れや食べかすなどが蓄積すると、細菌の活動が活発になり、歯周病リスクを高めます。また、毎食後に歯を磨いているという場合でも、歯磨き方法が正しくなければ、磨き残しが多くなり、結果的に口腔内が不衛生になってしまうこともあります。
通常の歯磨きだけでは、細部や歯間部分の汚れは取り除きにくいので、フロスや洗口液などを活用し、口腔内を清潔に保ちましょう。
規則正しい生活習慣
ストレスや不摂生な生活は免疫力が低下するため、細菌が繁殖しやすくなり、歯周病リスクを高める要因となります。十分な睡眠時間の確保やバランスの良い食事を心がけることが歯周病の予防に繋がります。
定期的に歯科検診・クリーニングを受ける
歯周病は自覚症状がなく進行するため、定期的に歯科検診を受け、口腔内の状態をこまめにチェックしましょう。また、きちんと歯磨きを行っていても歯石やバイオフィルム(細菌の膜)といったセルフケアでは取り除けない頑固な汚れが形成されるため、定期的に歯科医院でクリーニングを受け、口腔内を清潔に保ちましょう。
歯並びの改善
歯並びが悪い場合は見た目だけでなく、歯が重なり合った部分などがきちんと磨けずに汚れが蓄積しやすくなるため、口腔内が不衛生になり、結果的に歯周病リスクが高くなってしまいます。歯並びが悪い場合は矯正治療で歯並びの改善を検討しましょう。
歯ぎしり・食いしばりの対策
歯ぎしりや食いしばりは歯や歯周組織に大きな負担がかかります。歯ぎしりや食いしばりによって歯周組織がダメージを受けると、歯茎が炎症を起こすため、歯周病リスクが高くなったり、進行が早くなったりします。歯ぎしりや食いしばりの癖がある場合は、就寝時にナイトガード(マウスピース)を使用したり、治療を受けることをおすすめします。
下北沢で歯周病予防・歯周病治療なら、下北沢歯科医院までお気軽にご相談ください。
■ 他の記事を読む■