口内炎ができる原因とは?
投稿日:2025年3月7日
カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ
口内炎ができる原因について
下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。
口内炎は口腔粘膜に起こる炎症や潰瘍の総称です。痛みや不快感を伴い、食事や会話に支障をきたすことがあるため、注意が必要です。
そこで今回のブログでは、口内炎ができる原因についてお話したいと思います。口内炎ができる主な原因は下記のようなものが挙げられます。
物理的な刺激・外傷など
食事の際に誤って粘膜を噛んだり、熱いものや硬いもので粘膜が損傷したりすると、損傷した部分から細菌やウィルスが入りこむため、免疫が反応して口内炎ができます。また、合わない入れ歯の使用や矯正装置で粘膜が擦れることによっても口内炎が起こります。
免疫力の低下
睡眠不足や過労、過度なストレスによって体の免疫力が低下すると、細菌やウィルスへの抵抗力が弱くなり、口内炎が起こりやすくなります。免疫力の低下によって起こる口内炎は、長引くケースもあるため、ストレス解消や規則正しい生活を心がけましょう。
栄養不足
ビタミンB2やB6、鉄分、葉酸などは口腔粘膜の健康維持に必要な栄養素です。栄養不足になると、免疫力が低下し、粘膜が損傷しやすくなるため、口内炎のリスクが高くなります。偏った食事や過度なダイエットは栄養不足になりやすいため、気をつけましょう。
感染症
ヘルペスウィルスやカンジダ菌など、細菌、ウィルス、真菌などの感染症によって口内炎が起こることがあります。感染症が原因で起こる口内炎は、一般的な口内炎に比べて痛みが強く、炎症が広がりやすいため、注意が必要です。
ホルモンバランスの変化
妊娠や更年期によってホルモンバランスが変化すると、免疫力が低下したり、口腔内の細菌量が増加したりするため、口内炎のリスクが高くなります。
■ 他の記事を読む■