喫煙によるインプラントへの悪影響とは?
投稿日:2024年4月19日
カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ
喫煙によるインプラントへの悪影響について
下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。
タバコには有害な物質が多く含まれており、お口や全身の健康に悪影響を及ぼします。特にインプラントについては、ニコチンによる血流の低下、一酸化炭素による酸素供給の減少、白血球の活動の抑制などによって様々な悪影響が生じます。
そこで今回のブログでは、喫煙によるインプラントへの悪影響についてお話ししたいと思います。喫煙の習慣がある方は下記のような悪影響が予想されます。
細菌感染リスクが高くなる
インプラント治療は外科処置が必要となるため、手術中や手術後の細菌感染に注意が必要となります。タバコは白血球の活動を抑制するため、免疫力が低下し、細菌に感染するリスクが高くなり、感染症などを引き起こす可能性が高まります。
インプラントと顎骨が結合しにくい
タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は血管を収縮したり、酸素の供給を阻害したりします。歯周組織への血流や酸素の供給が低下すると、埋入したインプラントと顎骨が結合しにくくなり、さらに傷口の治りが悪くなるため、インプラント手術が失敗する可能性が高くなります。
歯周病・インプラント周囲炎のリスクが高くなる
唾液には口腔内の汚れを洗い流す自浄作用や殺菌作用があります。タバコを吸うと、口腔内が乾燥して唾液の働きが低下するため、細菌が繁殖しやすくなり、結果的に歯周病やインプラント周囲炎のリスクが高くなってしまいます。
インプラントの寿命が短くなる
インプラントの寿命を延ばすためには、手術の精度はもちろん、手術後のケアやメンテナンスが重要となります。喫煙者は上記のようにインプラント手術の成功率を下げるだけでなく、細菌感染やインプラント周囲炎、歯周病などのリスクを高めるため、非喫煙者に比べてインプラントの寿命が短くなる可能性が高いです。
下北沢でインプラント治療なら、下北沢歯科医院までお気軽にご相談ください。
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