インプラント治療で歯がない期間はどのくらい?
投稿日:2022年6月10日
カテゴリ:未分類
インプラント治療において歯のない期間はどのくらい?
インプラント治療を行うにあたり、歯が無くなってしまう期間が気になる、、、
という方は少なくありません。
元々歯のない部位にインプラント治療をするならまだしも、現在の歯がダメになってしまい、
抜歯し、インプラント治療を行う際は、より気になるところであると思います。
歯の無くなる期間
通常、インプラント治療において、人工の根(フィクスチャー)を顎の骨に埋入してから、
しっかりと、骨と結合する(オステオインテグレーション)までの期間として、
◇骨の状態
◇骨の密度
◇骨造成の有無
などにより期間が変わってきますが、通常2〜6ヶ月程かかります。
その後、骨と結合している事を確認した後、人工の歯の作製に入ります。
この期間、歯が無いまま過ごさなくてはいけないのでは?
と心配される方も多いと思いますが、そんな事はありません。
1.フィクスチャーの上に仮の土台を装着し、仮歯を作成する
これは、埋入した人工の根の上に、最終的に使う物ではなく、この期間専用の土台を装着し
その上に仮の歯を作成する方法です。
これを行う事により、特に前歯など、”歯が無い期間があるのが困る”という時にも
抜歯した即日に歯を作る事が可能になります。
さらに、歯を作る事により、歯茎の回復も良くなり、審美的にもよい結果がみられます。
ただし、この方法を行うには骨の状態が重要になるので、状態によっては、
行えない場合もありますので、事前の検査をしてからの判断になります。
2.隣の歯を利用し、仮歯を装着する
これは、仮の歯を作成し、隣の歯と接着剤で固定する方法です。
利点としては、骨の状態に関係なく行う事ができること◎
欠点としては、接着剤で付けるので、取れやすい場合が多いこと×
が挙げられます。
3.仮の入れ歯を作成する
これはインプラントを行い、歯が無くなった部分にのみ暫間的な入れ歯を入れる方法です。
ただし、従来の入れ歯と違いとして、
隣の歯を削り、レスト(入れ歯が沈み込まないようにする為の装置)を
つけないので、使用感は劣ります。
また、金属のワイヤーが両サイドの歯にかかるため、
前歯部・小臼歯部では目立ってしまう場合があります。
まとめ
これらはケースバイケースにはなりますが、それぞれ適した状態がありますので、
それをしっかりと担当医師と相談して決めていく事が大事です。
また、奥歯などの場合で、気にならない時は何もせずに待つ
というのも、選択肢の一つとして良いと思います。
当法人では、このような選択肢をしっかりと説明し、
なるべく希望に沿った方法をとる事ができるように努めていますので
不安な事がある、心配な事がある、など,,, お気軽にご相談くださいませ。
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