虫歯になりやすい人の特徴とは?
投稿日:2024年10月24日
カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ
虫歯になりやすい人の特徴について
下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。
毎日歯磨きをしているのによく虫歯になるのはなぜ?とお悩みの方は少なくありません。虫歯リスクについては、生活習慣や遺伝的な要因、口腔内環境など様々な要素が影響するため、虫歯になりやすい人、虫歯になりにくい人というのが存在します。
今回のブログでは、虫歯になりやすい人に共通する特徴についてお話したいと思います。虫歯になりやすい人は下記のような特徴が挙げられます。
遺伝的な要因
歯質の強さや厚さ、唾液の量や質は遺伝の影響を受けると言われています。生まれつきエナメル質が弱い方は、虫歯菌が出す酸に対する抵抗力が弱く、虫歯になりやすい傾向があります。また、遺伝によって唾液の分泌量が少なかったり、酸を中和する力が弱かったりする場合、口腔内の自浄作用や殺菌作用が低下するため、虫歯リスクが高くなります。
磨き残しが多い
毎日歯磨きをしていても、磨き残しが多い場合は蓄積した汚れによって細菌が繁殖するため、虫歯リスクが高くなります。歯磨きだけでなく、フロスや歯間ブラシを使用して細部の汚れもきちんと取り除くことが重要です。
糖分の多い飲食物をよく口にする
飲食物に含まれる糖分をエサにして虫歯菌は活発になります。甘いものや炭水化物を好んでよく口にする方は、それらの糖分によって虫歯菌が繁殖し、歯を溶かす酸を放出したり、歯垢を形成したりするため、虫歯が進行・悪化しやすくなります。
口で呼吸している
日常的に口で呼吸している方は、口腔内が乾燥しやすくなります。口腔内が乾燥すると、唾液の自浄作用や殺菌作用が低下するため、虫歯菌が繁殖して虫歯リスクが高くなります。
歯並びが悪い
歯並びが悪い場合は、食べかすや汚れが蓄積しやすかったり、歯が重なりあった部分などがきちんと磨けなかったりするため、虫歯になりやすくなります。
定期検診を受けていない
口腔内環境は日々変化しています。また、口腔内にはセルフケアでは取り除けない歯石やバイオフィルムといった頑固な汚れが形成されます。定期検診を受けていない方は、初期の虫歯が放置されていたり、口腔内が不衛生になったりと虫歯リスクが高くなる傾向があります。
下北沢で虫歯予防・虫歯治療なら、下北沢歯科医院までお気軽にご相談ください。
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