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歯周病の感染経路と主な自覚症状とは?

投稿日:2025年1月16日

カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ

歯周病の感染経路と主な自覚症状について

歯周病の感染経路と主な自覚症状

下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。

歯周病は細菌の感染によって発症する炎症性の歯科疾患で、現在、歯を失う1番の原因となっています。歯周病は自覚症状がほとんどなく進行・悪化するため、本人も気づかないうちに重症化し、最終的に歯が抜け落ちてしまいます。

歯周病から大切な歯を守るためには、歯周病の予防をはじめ、早期発見・早期治療が重要となります。そこで今回のブログでは、歯周病の感染経路や主な自覚症状についてお話したいと思います。

歯周病の感染経路

歯周病の原因となる細菌については、唾液を介して感染します。

生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、歯周病菌は存在していません。しかし、歯周病菌に感染している人と同じ食器の共有、食べ物の噛み与えや飲み物の回しのみ、キスなどのスキンシップによって歯周病菌を含む唾液が移動し、感染する可能性があります。

歯周病菌に感染したからといって必ずしも発症するわけではなく、免疫力や口腔内環境の状態によって個人差があります。歯周病を発症・悪化させないためには、口腔内環境を清潔に保つことはもちろん、規則正しい生活を心がけて免疫力を高めることが大切です。

歯周病の主な自覚症状

歯茎が赤くなる

磨き残しなどが多いと、お口の中が不衛生になり、歯周病菌が繁殖して炎症を起こすため、歯茎が赤くなります。煙草を吸われる方は歯茎にメラニン色素が沈着して黒ずむため、歯周病による歯茎の赤みが分かりづらくなり、

歯茎の腫れ

歯周病菌の繁殖によって歯茎が炎症を起こすと、歯茎が腫れます。軽度の状態では痛みを感じませんが、症状が悪化すると、歯茎がぶよぶよになり、痛みを感じたり、膿が溜まったりする場合があります。

歯茎からの出血

歯周病によって歯茎が炎症を起こすと、歯磨きの際やフロスを使用した際に出血を伴うことがあります。喫煙者は煙草に含まれる成分によって血流が悪くなり、歯茎からの出血が起こりづらくなるため、歯周病の症状を発見しにくくなります。

口臭

歯周病になると、細菌が産生する揮発性硫黄化合物(硫化水素やメチルメルカプタンなど)によって口臭がきつくなります。歯周病の進行に伴い、口臭も強くなるため、注意が必要です。

歯間の隙間(ブラックトライアングル)

歯周病が進行して炎症が頻繁に起こると、少しずつ歯茎が下がっていきます。歯茎が下がることにより、歯と歯の間に隙間が生じます。歯根部分にできる三角の隙間が黒く見えるため、ブラックトライアングルを呼ばれます。

下北沢で歯周病予防・歯周病治療なら、下北沢歯科医院までお気軽にご相談ください。

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