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歯科治療で用いられるセラミックの種類とは?

投稿日:2024年5月29日

カテゴリ:下北沢歯科医院スタッフブログ

歯科治療で用いられるセラミックの種類について

歯科治療で用いられるセラミックの種類

下北沢駅すぐの歯医者「下北沢歯科医院」の歯科衛生士です。

虫歯治療や審美治療で用いられるつめ物・かぶせ物にはいくつか種類があります。その中でもセラミックは「オールセラミック」「ジルコニアセラミック」「ハイブリッドセラミック」「メタルボンド」など、様々な素材があるため、自分には何が合っているのかお悩みになっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回のブログでは、歯科治療で一般的に用いられるセラミックの種類や特徴について解説したいと思います。

オールセラミック

オールセラミックはセラミック(陶器)のみで製作されてつめ物・かぶせ物です。天然歯に近い透明感・色調を再現できるため、審美性が高く自然な仕上がりになります。セラミックは経年による劣化もないため、きちんとケアをすることによって半永久的に美しさを維持できます。しかし、過度な力がかかると、割れてしまうことがあるため、奥歯などの噛む力が強い部位や歯ぎしり・食いしばりの癖がある方には不向きです。

ジルコニアセラミック

セラミックの一種であるジルコニアは、ジルコニウムと酸素の化合物です。人工ダイヤモンドと呼ばれるほど耐久性が高く、金属の素材にも匹敵する強度を誇ります。天然歯に近い色調を再現することは可能ですが、オールセラミックに比べると審美性は劣ります。耐久性が高いため、奥歯や歯ぎしり・食いしばりの癖がある方におすすめです。

ハイブリッドセラミック

ハイブリッドセラミックは歯科用のプラスチック(レジン)とセラミックを混ぜた素材です。セラミックを混ぜているため、レジンだけを使用した保険適用の素材に比べて審美性や耐久性は高くなりますが、経年劣化による変形や変色があります。オールセラミックやジルコニアなどの素材に比べて安価なため、治療費を抑えつつ、見た目にもこだわりたいという方におすすめです。

メタルボンド

メタルボンドは土台の金属の表面にセラミックを焼き付けた素材です。オールセラミックのような透明感はありませんが、土台の金属は外側から見えないため、見た目が良く、強度も高いです。奥歯や歯ぎしり・食いしばりの癖がある方におすすめです。金属を使用しているため、金属アレルギーが発症したり、歯茎が黒ずんだりすることがあります。

歯科治療で用いられるセラミックは主に上記の4つがあります。患者さまの希望や費用、治療部位などを考慮し、担当の歯科医師と相談して適切な素材を選択しましょう。

下北沢でセラミック治療なら、下北沢歯科医院までお気軽にご相談ください。

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