【確認】破折歯を抜歯後にインプラントで咬み合わせを回復した症例
破折歯を抜歯後にインプラントで咬み合わせを回復した症例
こちらの患者さまは、左下奥歯の違和感、歯と歯ぐきのキワの黒い部分の見た目が気になるとのことで来院されました。CT撮影により根っこの破折が見られたため、治療をするとしたら残すことは難しいとお伝えしました。
治療をご希望されたため、念のため補綴物を除去したところ肉眼でも破折痕が見られたため、患者さま同意の上抜歯しました。抜歯後はインプラント治療をご希望されたため、各種検査結果を基に治療計画を立案しました。
インプラント手術の実施
歯根の破折により歯根周辺に膿が溜まっていたので、しっかりと掻き出し、膿のせいで無くなってしまった骨を増やす処置も含め、インプラント埋入まで行いました。
上部構造の装着・治療完了
オペ後は骨とインプラント体がしっかりとくっついたことが確認できてから上部のかぶせ物(上部構造)をつけ、その後は定期的なメインテナンスにて綺麗でしっかりと噛める状態をキープしていただいております。
違和感がなくなったことはもちろん、見た目の黒ずみもなくなり、審美的にも機能的にも大変満足していただくことができました。
年齢・性別 | 70代 女性 |
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治療期間 | 4ヵ月 |
治療回数 | 5回 |
治療費(税込) | インプラント治療(上部ジルコニア含め) 429,000円 骨造成 ○○円 |
想定されるリスク | ・経年的に歯茎が下がる事があります ・定期的にメンテナンスを行わず清掃不良の場合、インプラント周囲炎になり脱離する事があります ・骨としっかり結合せず、再オペが必要になる事があります ・糖尿病など、全身状態によっては治療が難しくなります ・骨の量によっては行う事が出来ない可能性があります |